訪問看護ステーションの利用者獲得方法|紹介につながる営業の進め方
訪問看護ステーションの利用者獲得では、営業先を数多く回るだけでは十分ではありません。紹介元が「どのような利用者を、いつ相談できる事業所か」を理解できるようにし、問い合わせ後の対応で信頼を積み重ねることが重要です。
主な紹介元
居宅介護支援事業所、病院の地域連携部門、診療所、地域包括支援センター、施設、相談支援事業所などが主な連携先です。対象とする利用者像や地域に応じて、優先順位を決めます。
営業前に整理すること
対応できる利用者像
対応可能な疾患、医療処置、精神科、小児、看取り、リハビリ、オンコールなど、自事業所の体制を明確にします。対応できない内容も整理し、無理な受入れを避けます。
訪問エリアと空き状況
対応地域を広く示しすぎると移動効率が低下します。曜日・時間帯・職種ごとの空き状況を更新し、紹介元が相談しやすい情報にします。
連絡方法と返答時間
電話、FAX、メールなどの窓口を統一し、誰がいつまでに回答するかを決めます。受入可否の返答が遅いと、紹介機会を逃しやすくなります。
紹介につながる営業の進め方
一方的な説明ではなく相手の課題を聞く
紹介元が困っている利用者像、既存事業所で受けにくい依頼、連絡上の要望を確認します。自事業所の特徴を相手の課題に結び付けて伝えます。
短く具体的な資料を使う
対応エリア、受入可能なケース、連絡先、空き状況を1枚にまとめます。情報量を増やしすぎず、担当者が後で見返せる内容にします。
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営業後に記録とフォローを行う
訪問日、担当者、話した内容、次回連絡時期を記録します。毎回同じ説明を繰り返すのではなく、空き状況や対応実績など、新しい情報を届けます。
紹介後の対応が次の紹介を決める
問い合わせへの迅速な返答、開始までの進捗共有、計画書や報告書の期限管理、状態変化時の連絡が信頼につながります。営業担当だけでなく、現場と事務の運用を整える必要があります。
管理したい営業指標
訪問・連絡件数だけでなく、相談件数、受入件数、紹介元、受入不可理由、開始までの日数、終了理由を記録します。どの活動が実際の相談と利用開始につながったかを確認します。
避けたい営業
対応できない内容まで「できます」と伝える、空き状況を更新しない、紹介後に連絡が途切れる、担当者個人の記憶だけで管理する、といった運用は信頼を損ないます。短期的な件数より、継続的に相談される関係を重視します。
利用者増加に合わせた稼働管理は「訪問看護ステーションの稼働率とは?」、必要訪問件数は「訪問看護ステーションの損益分岐点とは?」も参考にしてください。
まとめ
利用者獲得では、紹介元の課題を理解し、自事業所の対応範囲、空き状況、返答方法を具体的に伝えます。営業記録と紹介後の対応を標準化し、相談から利用開始までの流れ全体を改善しましょう。
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