外出が減ってきた親が気になったら|家族が気づきたいサインと相談先

「最近、買い物に行かなくなった」「散歩の回数が減った」。離れて暮らしていても、一緒に暮らしていても、親の外出が減ってきたことに気づくことがあります。

外出が減る理由はさまざまですが、そのままにしておくと活動量が下がり、さらに外出しにくくなることもあります。この記事では、家族が気づきたいサインと、早めに相談するためのポイントを紹介します。

外出が減る主な理由

理由よくある言葉
体力・足腰の不安「疲れるから」「足が重い」
転倒への不安「転んだら困るから」
痛み「膝が痛いから」
気持ちの変化「行く用事がないから」「面倒で」
環境の変化「坂がつらい」「店が遠くなった」

本人の言葉の裏に、体の不安が隠れていることがあります。「面倒だから」という言葉の背景に、実は「途中で疲れるのが不安」という気持ちがあることも少なくありません。

家族が気づきたい変化のサイン

  • 歩く速さが遅くなった、歩幅が小さくなった
  • 椅子から立ち上がるときに、手をつくことが増えた
  • 家の中で壁や家具を伝って歩くようになった
  • つまずく、ふらつく場面が増えた
  • 外出の誘いを断ることが増えた

ひとつだけで判断する必要はありませんが、いくつか重なっている場合は、早めに相談を検討してよいサインです。

声のかけ方

「もっと歩かないとだめ」と伝えると、本人が責められているように感じることがあります。まずは理由を聞き、本人が「行きたい」と思える目的を一緒に探すことが大切です。

  • 「最近、外に出るのが大変になった?」と、困りごとを聞く
  • 「一緒に○○へ行かない?」と、目的のある外出に誘う
  • できていることを認める言葉を添える

相談先

  1. かかりつけ医:痛みや体調の変化がある場合は、まず医師に相談します。
  2. 地域包括支援センター:介護保険の利用を含め、地域の支援について相談できます。
  3. 担当のケアマネジャー:すでに介護保険を利用している場合の窓口です。
  4. リハビリの専門職:歩き方や外出の練習、住まいの工夫について相談できます。

M&R ウェルケアサービスでは、浦安・湾岸エリアで理学療法士がご自宅に伺い、外出の目標に合わせたリハビリを行っています。ご家族からのご相談も受け付けています。詳しくは自費訪問リハビリのご案内をご覧ください。

よくある質問

Q. 本人が相談を嫌がる場合は?

「リハビリ」という言葉に抵抗がある方もいます。「体の使い方を見てもらう」「外出の相談をする」など、本人が受け入れやすい言い方を選ぶとよいでしょう。

Q. 離れて暮らしていて、様子が分かりません。

電話やビデオ通話で、最近の外出や買い物の様子を具体的に聞いてみると、変化に気づきやすくなります。帰省のときに一緒に歩いてみるのも一つの方法です。

Q. 介護保険を使っていなくても相談できますか?

地域包括支援センターは、介護保険の利用の有無にかかわらず相談できます。自費のリハビリも、介護保険の認定がなくても利用できます。

まとめ

外出が減ってきたときは、理由を聞き、変化のサインを確認し、早めに相談することが大切です。本人が「行きたい」と思える目的を一緒に見つけることから始めましょう。

※この記事は一般的な情報です。持病や痛みがある方、医師から運動や動作の制限を受けている方は、主治医や担当の専門職に相談したうえで取り入れてください。

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理学療法士 二宮聖人

この記事を書いた人

二宮 聖人(理学療法士)

M&R ウェルケアデザイン代表。理学療法士として15年以上、医療・介護・訪問分野でリハビリテーションに携わる。訪問看護ステーションの開業・経営の経験をもとに、浦安・湾岸エリアでの自費訪問リハビリと、訪問看護・介護事業所の経営支援を行っている。

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